3月から乗っているポルシェ ボクスター(987 型)にようやくドライブレコーダーを取り付けたので、そのときの記録です。
取り付けたドライブレコーダー
ドラレコを選ぶにあたっては、
- 前後カメラ
- 高画質(WQHD以上)で高感度なイメージセンサー
- 日本のメーカー という3つの条件で探して、取り付けたのはこの機種です。
これを選んだ理由は上の3つの条件の他に、
- 機能がシンプルだった(ドライブレコーダーの動作音がなるのが嫌いなので運転支援など機能がついていないほうが良かった)
- 高画質な機種の中ではリーズナブルだった
- カメラのデザインがスッキリしている
- 車についているオーディオもカロッツェリアだったので揃えられる といった感じです。
また、オーディオの裏から配線を取るためにオプションのケーブル
も併せて購入しました。
リアカメラどこに取り付ける?
ボクスターにドラレコを取り付けるにあたって一番悩むのがリアカメラの取り付け位置です。 一般的な車だとリアウィンドウに取り付けることになっているのですが、ボクスターは屋根が開くので別な位置に取り付ける必要があります。
僕が参考にしているまーさんガレージのボクスター のように車外のナンバープレートのところに取り付けるのは、カメラが防水の必要があります。
色々調べていたらウインドデフレクターに取り付けている記事があり、この位置でクローズとオープンどちらでも結構写ることがわかったので、デフレクターに取り付けることにしました。
取り付け
取り付けしたのは梅雨も明けた晴れた日の外だったので暑かった…
作業難易度的には大したことはないのですが、ポルシェ ボクスターをいじる上でいちばん面倒だと感じるところがネジが全てトルクスだということでしょうか。
まずはリアから取り付けていきます。 だいたいのケーブルの長さを決めてから、リアカメラのケーブルを内装の隙間に押し込んで隠していきます。
前まではシートの裏とフロアマットの下を通して持ってきました。
続いてはフロントカメラの位置までの配線 日除けの脇の2本のネジと、もう1本の隠しネジを外せば日除けとその付け根の部品が外れてAピラーの内張りも簡単に外すことができます。
メンテナンスマニュアルより引用
足元からAピラーの付け根までは穴が通じているので長い針金のようなものをまずは通して、そこに通したいケーブルを付けて引っ張り上げれば簡単に配線が上まで持ってこれました。
ケーブルが上まで来たら、本体の位置合わせをしてフロントガラスに貼り付けました。そしてここで、一旦シガーソケットからの給電で動作確認しました。
これでカメラ周りの配線は完了なので、ETCのアンテナの配線と一緒にまとめて閉じておきました。
オーディオ裏から電源を取る
ボクスターに限らず一般的にドイツ車のシガーソケットはキー連動ではなくバッテリーに直結されているので、駐車中もずっと電気が流れてしまいドラレコの電源としては使いづらいです。しかも見た目も良くない。
今回はオーディオ裏から電源を取ることにしました。
助手席側の足元のフワフワの中にT30のネジが目立たなくいるのでそれを外して、内張りを剥がしていきます。 オーディオのユニットは4本の爪で引っ掛かっているので、マイナスドライバーを差し込んで爪を動かしてから引っ張ると、全体が外れてきます。
裏側の配線を見るとアクセサリー電源(+)とGND(-)がどちらもギボシ端子でつながっていました。電源を取るケーブルはGND側がクワ型端子になっているので、少し加工することにします。
一旦このオーディオがブラブラしたままオートバックスまで走って電源を分岐させる配線を調達してきました。
クワ型端子を曲げてケーブルに差し込んではんだ付けし、熱収縮チューブで周りを覆います。
最後にオーディオの裏から配線を取り出してレコーダーに装着し、ケーブルを裏側に隠して内張りを元に戻し作業完了です。
ドラレコの取り付けが終わって
取り付け作業は休日のお遊びとしてちょうど良い工作難易度で、クリエイティブな欲求を満たしてくれたので自分でやって良かったと感じました。
ドラレコは事故を防いでくれることはないですが、万が一の事故の時に後処理で揉めるリスクを下げてくれるという効果は期待できるので、取り付けたことでより安心して運転できるようになりました。
画質が良くて高感度なセンサーのドラレコをつけたので、昼夜問わずドライブの思い出を残すのにも使っていきたいです。